第36回マイルチャンピオンS 考察
マイル王は誰だ
第36回 G1
京都1600m 芝 外
3歳 牡56kg 牝54kg
4歳以上 牡57kg 牝55kg
注目なのが3歳と4歳以上の斤量差です。
先日行われた天皇賞秋では、3歳56kg4歳以上58kgで斤量差2kgです。
それが、今回のマイルチャンピオンでは、1㎏差になっています。
これは、中長距離で3歳馬はまだ古馬との力量さがあると判断され、マイルまでの短距離なら古馬との力量差はそれほどないとの判断ではないかと思います。
過去5年の人気決着と年齢を見ていきます。
2014年 8(6歳)-3(5歳)ー9(5歳)
2015年 4(4歳)-2(6歳)-1(4歳)
2016年 3(5歳)-2(5歳)-7(5歳)
2017年 4(3歳)-2(4歳)-7(3歳)
2018年 5(3歳)-3(4歳)-4(4歳)
年齢は若い馬、近年ではやはり3歳馬の成績がいいですね。
やはり主催者は馬の能力や成長力をかなり理解していると思います。
なんといっても今年の注目は、日本ダービー2着ダノンキングリーです。
古馬との初対決である毎日王冠では天皇賞秋3着のアロエリットを並ぶ間もなくかわしての圧勝でした。
3歳馬の成績がいいのも協調材料です。
しかし、問題なのは、まだ古馬に一度も負けてないことです。
あのディープインパクトも古馬との初対決ではハーツクライの2着に惨敗しました。
今回は、危ない人気馬であると思っています。
もう1頭も同じダノックスのダノンプレミアムです。
今年4月に同じ京都で行われたマイラーズCを圧勝し天皇賞秋2着からの参戦です。
年齢も4歳と若く好勝負必死です。
この馬がもっとも勝利に近いと思います。